「おかえりなさい」

お客様を選ぶなんてとんでもない!

水商売、風俗という商売は、
お客様が店や女の子選ぶ権利があって、
店側や女の子には客を選ぶ権利なんてないよ!

そんな常識がまかり通っていますよね?

客を選ばなければならないの章で…

お客様というものを・・・
店も女の子も選ぶ権利があるということは、

理解してくれた?

理解ができずに、目の前の「銭」に目がくらんでいる
責任者や、オーナーの方々…女の子を病ませてしまいますよ!

女の子の我慢、辛抱、不平、不満で稼いだお金で、
自分の幸せを築こうなんて 、
本当に愚かな考えであると早く気づいたほうがいいよ・・・。

これは警告です。

人の不幸の上に自分の幸せが立つはずもない。

あたりまえのセオリー・・・

これが常識です。

女の子がストレスなく、喜んで稼いでくれることが
本当の常識です。

手前味噌な話になりますが、

25歳から37歳まで、大阪は南でホストをやっていました。

実は…僕は、お酒が体質に合わないのです。

呑むと、アレルギーが出る。

全く酒を受け付けない体質です。

しかし、呑めないけれど12年間
ホストをやってきました。

お酒が飲めない = ホストになれない

これは僕にとっては非常識です。

にほんブログ村

新宿で、風俗店の責任者でいた時…

ある時事件がありました。

酔った客が、女の子に乱暴して、女の子が助けを求めてきました。

一通り…対応を済ませ、落ち着いた後に・・・
男子スタッフを叱ったことがあります。

「受付で、なんで見極めないんだ! 」

と…

「接客する、女の子の立場になったことがあるのか! 」

叱るときは、目くじらを立てて思いっきり怒鳴るので… 。

男子スタッフもだいぶ懲りたと思います。

次の日…なにげに出勤すると…

お客様に何やら…

変なことを・・・

男子スタッフ
「お客様…これに息を、
　ハァーーーーーってやってください。 」

お客様
「ハァーーーーーッ 」

私
「何やってんの? 」

男子スタッフ
「ああ!アルコールチェッカー買ってきました。
　これで、酔っ払いは一切入れません。 」

私
「 . .…あっ……そう. . 」

場所は新宿…悪名高いと言えど、
日本一の繁華街で夜ともなれば、
飲酒してこないお客様の方が…少ないのですよ… 。

少なからず、売り上げの影響って出てきますよね…

やっぱり…

アルコールチェッカーを
始めてから、 3週間ほど
経った頃に…

店のスタッフで二番手のT君が…

T君
「チェッカーやめても良いですか? 」

そう…聞いてきました。

私…
「一度やり始めたものを、やめるのだったら、
　お店の女の子全員に了承をとりなさい。

女の子全員がオッケーと言ったら、やめてもいいよ。 」

いちど始めたものを目先の欲や都合で
変えていくような事は好ましくありません。

それが、正しいのかどうか
なんていう事はわかりませんが…

女の子を、飲酒客の乱暴から守るためには、
良い方法だと思います。

結果的には、やめずにそのまま
継続していったけどね。

ある時、「飲酒客が一切入店しない！」

それが、店の常識となったことがあります。

売り上げですか…?

いっときは落ちますよね、それは…

でもですね…

女性の面接の時…

「当店では夜に来店されるお客様には全員に
　アルコールチェックを受けていただいています。」

少しでも飲まれて御来店のお客様には

「申し訳ございません。お飲みでないときに、
　改めてお越しください。 」

そう言って帰ってもらっています。

面接の説明の時に話していました。

面接を受けに来た女の子は当然、目を丸くして驚きます。

ですが・・・その時期、
在籍の女の子が80名から一気に
102名になっていたんですよね。

お客様にも、当店では、
待合室において飲酒の客様によって、
大声を出したり、暴れたり、
他のお客様に迷惑がかかる
ような行為は一切ございません。

そう言ってお客様に
待合室の快適性をアピールしました。

そのことが、逆に店の安心と、
ブランドになっていきました。

今、キャバクラの世界に身をおいて、
常識が1つ変わろうとしています。

それは顧客満足度100パーセントということです。

便利な言葉ですよね?

お客様の満足度を高めるためのノウハウは、
それこそ星の数ほどあって、千差万別、
何が正しいのかは答えは様々です。

もし、お客様が十分な満足をしたとします。

満足を得たお客様は、・・・

「暫くはキャバクラはもういいかな・・？」

キャバクラを堪能したので、
これが楽しさの限界だろうと・・。

満足したお客様が直ぐにリピーターとして
何度も、何度も来店をされるのでしょうか?

一条がお客様に女の子をお客様につける仕事を
（今の店ではつけ回しの事を配版と呼んでます。
　東京ではラッキーと・・・言うとか？）
するときに、考えることがあります。

それはお客様に満足させるではなくて　・・・
お客様に枯渇感を与えると言う常識なんです。

お客様がちょっと物足りないな…
そんな気分です。

これ以上放置すると…
「あ～怒りだしそうだな」という1歩手前…

そのさじ加減が難しいのですが、
決して十分お腹いっぱいの満足感を
与えないというのが常識です。

一条の常識をまとめると…

1 . 女の子が仕事で我慢辛抱しなくて良い。

2. 店、女の子とも、お客様のことを選ぶ

3. 風俗では飲酒しての無礼講は、
　本当に無礼な事なのでありえない!

4. お酒が飲めなくてもホストはできる。

5. 満足度を100パーセント与えるのではなく
　枯渇感を与える。

貴女の身の回りの常識を・・・

どれもこれも正しいなどと信じこまずに、

もう一度、「これが正しいの？」

そのように、

見直すこと‥‥‥一度考えてください。

どうでしょう？少しは役に立ったかな？
それでは今日も元気に

「いってらっしゃい」
にほんブログ村